MacBook (13-inch, Mid 2007) 分解水洗い。

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故障した電子機器を水洗いしてみると“なおった”という話は昔からよく耳にしますし、実際に白物家電やAV機器を水洗いする修理屋さんが存在する事もテレビで見た記憶があります。

私は 2009 年に後輩へ MacBook White (MB063xx/A) を譲ってるんですが、先日その後輩が酔っぱらって、その MacBook White の真上に嘔吐してしまったらしいのです。

案の定その MacBook White は電源が入らなくなったみたいです。困った後輩は私へ助けを求めてきました。

そこでまず私は外装を綺麗に掃除しました。さすがに、外装を綺麗にしただけでは電源は入りません。

まずは、H.D.D. が生きているかどうかを確認するために、その H.D.D. を取り出し、私の MacPro (Early 2009) へ USB 接続してみました。

なんとか、H.D.D. は生きていたようなので、そのまま中身をまるごとバックアップです。

そしてココからが本番です。

まぁ、この故障ケースは“修理不可”若しくは“高額な修理代”のどちらかです。高額な修理代を出すならば、現行モデルを購入した方が、結果安くつくであろう事から、意を決した私は分解して水洗いする事を決めました。

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まずはケースを開ける為に MacBook White 筐体周りのネジを順に外してゆきます。ドライバーは精密ドライバーで、私は VESSEL 社製の0番を使いました。H.D.D. を外すのは T8 サイズのトルクス・ドライバーが必要になります。VESSEL 社製のT8番を使いました。蛇足では御座いますが、MacBook シリーズはモデルによって、トルクス・ドライバーのサイズが変わりますので御注意下さい。MacBook Pro (Early 2011)T6 サイズのトルクス・ドライバーが必要でした。

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(※ 外す箇所によってネジの長さが違うので要注意です。“このネジはこの箇所”という風に頭で記憶しておくか、静止画、若しくはメモ等に記録しておかないと、元に戻せなくなる恐れがあります。無論このサイトのページを参照して頂いても無問題で御座います。)

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こうして MacBook White 筐体周りのネジを外し終えたら、バッテリーを取り外して、バッテリー収納部周りのネジを外します。(※ メモリの取り外し方、H.D.D. の取り外し方は御存知の方も多いので割愛します。)

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コネクタの両サイドの二カ所のネジは外さなくても無問題です。周りのネジを外してゆきます。

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それを終えると、お次はキーボード部分をロジックボードから取り外すんですが、分解においてココが一番の難所となります。クレジットカード程度の厚さがあるヘラみたいな物が要ります。私は豪快にもアメリカン・エキスプレス・カードを用いました。繊細な作業ですゆえ、力任せに行うとキーボード部分に、割れヒビが入ります。無理そうだったら、諦める事をオススメします。『勇気なき者は去れ』とも言われますが、後へ振り返る事もまた勇気であります。

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コツとしましては、水平に挿す感じではなく、斜め下方向へ“クィッ、クィッ”とやる感じです。


最難関を無事に突破できたら、ゴールは目の前ですが、キーボード部分のツメを外せたからといって、いきなり持ち上げてはいけません。結線されてあるコネクタが引きちぎれてしまいます。焦らずに優しく指で黒いコネクターを外しましょう。

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さぁ、あとは“バシャ、バシャ”と水洗いしましょう。

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このあと一週間ほど陰干しで乾かしまして果たして結果はどうなったのかと申し上げますと…。

な・な・な・なんとっ!?

完全に逝ってしまいました。黄泉比良坂の辺りを彷徨っていた MacBook White黄泉の国へ旅立ってゆきました。正確に申しますと、黄泉返りさせられなかったと云うべきでしょうか。

この MacBook White の持ち主である我が後輩には、私の家に殆ど未使用のまま放置されてあった iMac 21.5-inch (Mid 2010) を安価で譲って差し上げました…。

くれぐれも“分解 and 水洗い”は自己責任で御願いします。壊れても良い位の覚悟で臨まないと相当な後悔をします。

因みに、キーボードが調子悪くなった際に行う、キーボード部分の水洗いは、割と有効みたいです。その際は、ロジックボード部分と、液晶部分は決して“水洗い”しないように。

合掌、飛鳥男、



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